宮崎県児湯郡新富町 NPOライフカンパニー新富


(放課後児童クラブ「あんのん舎」)

訪問日:2006年2月28日(火)午後1時〜午後5時

報告は、「活動の概要」⇒「見学・懇談報告」⇒「鈴村の感想」の順番で述べさせて頂きます。

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 活動の概要
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ホームページにて
http://www.life-annon.sou4.com/

《※補足説明》
・2004年10月  新富町内の知的障がいを持つ子どもの親で保護者会発足
・2005年4月   放課後児童クラブ「あんのん舎」設立(写真)
・2005年6月   あんのん舎及び、一般協力者によるNPO団体「ライフカンパニー新富」設立。現在、会員数37名

≪「ライフカンパニー新富」についての補足説明≫

次の事業を行なう(以下、定款より抜粋)
@ 放課後児童健全育成、放課後児童クラブ運営事業
A リサイクル品販売、祭出店のチャリティーバザー事業
B 講演会、映画等の開催事業
C 地産地消を目指したお弁当、サンドウィッチ作り事業

≪放課後児童クラブ「あんのん舎」の補足説明≫

● 対象:  小学1年生から6年生(障がい児健全育成上必要と未と得る場合、この限りではない)
● 場所:  旧教職員住宅を2棟(無償で借り受け)
● 補助金: 放課後児童健全育成事業と、町からの独自補助合わせて300万円
● 登録者: 障がい児7名(ダウン症・てんかん・自閉)
      健常児9名           合計16名(4月末)
● 指導員: 3名以上
● 1日の保育活動の内容
帰宅後、宿題 ⇒ おやつ(毎日、週2回は手作り。時間のある時はいっしょに作り、作って食べるおいしさを味わう) ⇒ 公園にて戸外遊び(毎週木曜は和太鼓、第三木曜ピーターパン絵本読み聞かせ、天気のいい時は近辺散策) ⇒随時、保護者迎え

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 見学・懇談報告
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郊外の農地・住宅地が混在している、平屋建ての元教職員住宅(築30年くらい?)が拠点(写真)でした(隣の畑では、宮崎名産の「切り干し大根」が干されていました)。まずは事業活動で保護者が作っている「カツサンド」のもてなしを受け、食べた後にお話を伺いました。
新富町には障がい児を受け入れる学童保育がなく、保護者達が話し合い、「障がい児を積極的に受け入れる学童保育を作ろう」と保護者会を発足し、それから半年で開所できました。保護者の中に町議会議員さんがいて、NPOの取得方法・拠点探し・行政とのやりとり等で力を発揮していただいた事が大きかったと話していました。
運営は厳しく、カツサンド作りほか様々な事業活動をしていかなくてはいけない上に、ボランティアがなかなか集まらないとの事です。
障がい児・健常児がいっしょに活動してどうだったかと尋ねると、
「お互い4月始めはとまどってたようだったが、ちょっとしたきっかけで、『なーんだ、こんな事も出来るんだ』と、自然と受け入れが出来ていった。今では普通にいっしょに楽しく遊んでいる」
と、話していました。今後の希望について伺うと、
「法人格を取得し(申請中)、児童デイサービスもしたい。これから勉強します」
と話していました。

午後2時30分を過ぎ、まず障がい児が3人通所してきました。「後から来るみんなのために、おやつを作ろう」と、スタッフといっしょにドーナツを作りました(写真)。やがて健常児も11人通所してきました。宿題をした(写真)後にまず、好きなおもちゃで室内遊びをしていました。男の子達はトミカとブロックを使って(ダウン症の子どもも混ざって。写真の緑の上着を着た子ども)、女の子達は折り紙で「おひな様」を作っていました。知的障がいの女の子が、おひな様の頭の部分に角みたいなのをいっぱいつけていました。それを見た他の子どもが「うわー、ハウルみたいやなぁ」と言っていました。
みんなでおやつ(写真)を食べた後は、すぐ横にある公園で遊びました。ここでも健常児・障がい児がごく自然にみんなと遊ぶ姿が見られました(写真)

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  鈴村の感想
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拠点の建物にあるペイントが、保護者の思いを表現しているなと感じました。
おやつも買ってきたものではなく手作りでという所が、とてもよいと思いました。子ども達はごく自然に障がいも関係なく遊んでいて、お互いの個性を尊重しあうようになれると思いました。

・・・ただ、上空を頻繁に飛んでいる自衛隊の飛行機(いちばん最後の写真中央より上に映っている)から発せられる騒音には参りました。近くの飛行場から毎日のように、訓練と称した飛行があるとの事で、低空飛行の時の音の大きさというのは、話している声も聞こえないくらいでした。町民にとってはこれが「当たり前で仕方のない事」になっていると思いますが、市民生活・子ども(特に乳幼児)の成長に、少なからず影響はあると思います。何とかして欲しいと強く思いました。

以上です。

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